23日、6時45分、獅子座で上弦の月を迎えました。
牡羊座の新月で、わたしたちは創造的な衝動の実行を促されました。
沢山のアイデアを思い付いたり、実行したりする中で、そろそろ壁に行き着く頃。
創造的衝動の反動
具体的に実行に移す段階で難しさを感じたり、「やってみたけどなんかちょっと違うかも」とか
アイデアはあっても「自分に出来るのかな」と不安になってみたり、
そして結局、「やっぱ出来ないかも」なんて思ったり。
そういった出来事から、自分が本当に求めているものに気が付く。
月は思考の3ハウス、☉太陽は潜在意識の12ハウスにあります。
☉太陽には♅天王星がコンジャクション。
思考に、人生を大きく変えるインスピレーションがもたらされる。
月は、影響を波及させる度数
☉太陽は、天啓の度数
この☉太陽の度数は、タロットで言う「神の家(塔)」
困難や崩壊、失敗や終わりを意味し、タロットカードの中でも最凶と言われます。
占星術で言うところの冥王星に近いですが、冥王星は再生がセットであるのに対し、
神の家(塔)は再生が無いとも言われています。
解釈が難しいと言われているカードなので、考察含め別記事で詳しく解説しようと思いますが、
簡単に説明すると、わたしは「祝福」だと思っています。
新しい世界への旅立ちの祝福
天啓(宇宙の祝福)を受け取り、影響を波及させるための、ソウルワークへと繋がるインスピレーションです。
このインスピレーションは、自分の枠を超えたインスピレーションである可能性が高いです。
今年の1月、わたしたちは、想像できる範囲の理想ではなく、大きな夢を見ることを促されました。
この頃、手なんて届く筈もないような、本当にただ漠然と夢だったものが、少し形になって
手が届くかもしれない所まできているような。
でもそれは、まだまだ遠くて、不安とか、尻込みする気持ちとか。
そーゆーものを超えて、あと少し、手を伸ばす。
そんな感覚の、獅子座上弦の月です。
この時、その夢を否定した人は、その夢の再浮上と共にインスピレーションがもたらされるかもしれません。
そしてこれらを、蠍座の♃木星が拡大させていきます。
この♃木星は奉仕の6ハウスにあります。
自分を犠牲にする意味合いのあるハウスですが、非常に神秘的な力が働く星配置なので、
宇宙からのオーダーで宇宙への奉仕ですから、未知の世界へ飛び込むために、自己犠牲は必要としません。
必要なのは、今までの感覚が通用しない未知の世界へ飛び込む勇気。
何かを犠牲にして、何かをしようとしているのなら、見直した方が良いと思います。
乗り越えるポイントは、受動的行動。
行動には、能動的行動と受動的行動の2種類あります。
これも詳しく説明したいのですが、簡単に言うと、インスピレーションを受けての直感的な行動が受動的行動です。
頭を使って、考えて行動するのが能動的行動。
インスピレーションがもたらされる星配置なので、それを受けて受動的に行動する。
インスピレーションが湧かなかったり、動けない時は、どこかのバランスが崩れています。
その場合は、無理に動こうとせず、自分を養うことに集中して下さい。
それが結果、インスピレーションをもたらします。
結果は気にせず、とにかくやれるだけやってみる。
結果を基準にして動くというのは、それは真実からの行動ではありません。
成功しそうもなくても、失敗する可能性が高くても、それでもやる、
やりたい、と思うことが真実。
0.1%の可能性に賭けてもやりたい、叶えたい、それが本当の願い。
重要なのは、結果じゃない。
エネルギーを動かすことに意味がある。
エネルギーが動けば、結果「何か」が変わる。
求めていた変化じゃないとしても、目に見えない変化だとしても、動けば確実に「何か」が変わる。
動かなければ、変わらない。
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